アメリカの空港でTSA PreCheckという看板を見たことがありませんか?
事前に申請し許可をもらう(KTN)事でExpress Laneを通過する事ができるのです。有料の空港セキュリティシステムです。
料金を支払ってまで必要か?と思いましたが、前回の旅行でセキュリティ通過に1時間以上かかり、乗り遅れるかも⁉とドキドキだったので、調べました。5年間有効で$78。アメリカ国内旅行ならば往復2回は最低通過するし、1年に$15は安いと判断しました!
2023年1月現在、TSA PreCheckを採用している空港は全米で約200、85以上の航空会社が参加しています。下記リンクからTSA PreCheckの参加空港と航空会社が確認できます。
https://www.tsa.gov/precheck/map
同じような有料の空港セキュリティーExpress Laneを提供するCLEARもあります。こちらはまだ全米40空港で、私の最寄り空港には設置されていない為、検討しませんでした。下記リンクはCLEARのサイトです。
https://www.clearme.com/
TSA PreCheckとは
<ANAのサイトから引用>
TSA PreCheck®は、米国国土安全保障省(DHS)の米国運輸保安局(TSA)が運営する事前検査プログラムで、事前にTSAから承認を受けたお客様に対し、米国加盟空港出発時、保安検査の簡略化・迅速化を図るものです。
対象となるお客様は、米国の加盟空港出発時の保安検査場にて専用レーンをご利用いただくことができ、検査においても、靴、ベルト、薄手のジャケットの着脱や、機内持ち込み手荷物に収納されたノートパソコン、液体物を取り出す必要がありません。
また、TSA PreCheck®の利用が認められたお客様が同伴する12歳以下のお子様も同様にプログラムを利用することができます。
利用対象者
- TSA PreCheck®有資格者(米国市民、米国永住権保持者のみ申請可能)
- 米国税関・国境取締局(CBP)が運営するトラステッドトラベラープログラム*1参加者のうち以下に該当するお客様
- Global Entry*2有資格者
- NEXUS*3の資格を有するカナダ国民、米国市民、米国永住権保持者
- SENTRI*4の資格を有する米国市民、米国永住権保有者
- 米国国防総省関係者
利用方法
プログラム有資格者に付与されるPass ID (Known Traveler Number)を米国便予約時にご登録ください。
チェックインの際にKnown Traveler Numberの照合が行われます。
正しく認証された場合、搭乗券に「TSA PRE」の文字が印字され、保安検査場のTSA PreCheck®専用レーンの利用が可能となります。
申請から番号取得までの流れ (体験談)
<タイムライン>
12月12日オンラインで申請
https://tsaenrollmentbyidemia.tsa.dhs.gov/programs/precheck
申請時にインタビュー場所を選びます。私のご近所はWalk InでもOKと書かれていました(笑)
12月13日インタビュー
指紋、顔写真、クレカにて支払い 5分程度
待ち時間なく、時間よりも早く行ってもWelcome♪な対応。
必要な持ち物は申請時に書かれます。 ID関係。
12月15日EmailにてKTN(Known traveller number)受領
12月16日利用航空会社の予約ページプロファイルにKTNを入力
12月17日チェックイン後表示されるBording PassにTSA Preのマーク表示確認でOK!
<申請料金>
$78/5年 作る価値ありです!
長蛇の列を横目に、すっと通過。
混んでいたら、間に合うかな?…の不安なし。
私はユナイテッド航空のクレジットカードUA Exploreを所有していたので
クレカのBenefit で申請料を払い戻しが受けられました!(特に申請は必要なく、Creditが数日後についていました)
チェックインからゲートまで
チェックイン後、搭乗券をもらった際にTSA Pre✅と印字されていることを確認。
(アプリで搭乗券を印刷しないタイプでも、TSA Preマークがついていました。)
TSA Pre✅と書かれたレーンに並びます。(並んでいる人は少なめ)
あっという間にセキュリティー通過。この部分が時間かからないとストレスがなくなります。
ホリデーシーズンの旅行中5回セキュリティチェックを通過しましたが、どれも5分で完了。
バックからPCを取り出したり、ベルトを外したり、靴を脱いだりも不要。
小さいお子様がいる方はお勧め。飛行機乗る前からじっと1時間並ぶのは大変ですからね…
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